プレゼンがうまくなる!「失敗を防ぐ3つのポイント」を徹底解説

column 2024.11.29

 
今回のテーマは「プレゼンがうまくなるコツ」

プレゼンと聞くと、会議や講演、新商品の発表など、少し堅苦しいイメージを持たれる方もいるかもしれません。
でも、日常生活や学校の発表など、いろんな場面で使われるスキル。

たとえば、小中学生が「自分の好きな食べ物」をテーマに発表したり、研究発表をしたりするのも立派なプレゼン。
プレゼンを一言でまとめるなら、「誰かに何かをわかりやすく伝えること」

では、「わかりやすく伝える」ためには、どんなことを意識すればいいのでしょうか?
今日は、よくある失敗例を3つ挙げながら、そこから学べる改善策をお伝えします!
 
 

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失敗あるある①「スライドに原稿を全部入れてしまう」


 
まず最初の失敗例は、「スライドに原稿を全部書いてしまう」ことです。

これ、かなりよく見かけます!

「全部覚えられないから、スライドに全部書いておこう」
――こんな心理、すごくわかります。
でも、実はこれが聞き手にとっては逆効果

 
 
なぜダメなのか?
・スライドに文字が多すぎると、聞き手はスライドを読むことに気を取られ、話を聞かなくなる。
・長い文章を見るだけで、「なんだか難しい話だな…」と思考停止してしまう。
・資料を配布している場合、聞き手はスライドではなく資料ばかり読んでしまう

つまり、スライドが文字だらけだと、プレゼンの目的である「話を聞いてもらう」ことが達成されないのです。

 
 
解決策
・スライドには大事なキーワードだけを書く
・詳しい原稿を作りたい場合は、原稿を別に作る
 パワーポイントなら「ノート機能」に記載するのがおすすめ。
・もし資料を配布するなら、資料とスライドは別物として考える。
 資料は詳細情報、スライドは補助ツールと割り切ることがポイントです。

 
 

失敗あるある②「スライドに図が多すぎる」

 
 
次の失敗例は、「スライドに図やグラフを詰め込みすぎる」こと。

これも非常にありがちな問題です…!

たとえば、1つのスライドにグラフを4つも並べたとします。
聞き手はこう思います。
「え? 今、どのグラフの話をしているの?」
結果として、内容が頭に入らず、聞くのをやめてしまいます。

 
 
なぜダメなのか?
・図が多すぎると、聞き手が迷子になる。
・内容が整理されていないと、「なんだか難しい話だな…」と感じさせてしまう。


 
 
解決策
・スライドは1ページ1メッセージを基本に作る。
・グラフを複数載せたい場合は、スライドを分割して1つずつ説明し、最後に比較用のスライドを作る。
・写真や図も、基本的には1枚だけにしぼる。

情報が少ない方が聞き手に伝わりやすくなります!


 
 

失敗あるある③「難しい言葉を使いすぎる」

 
 
最後に挙げるのは、「難しい言葉の羅列」

これも失敗の典型例です…!
プレゼンをするとき、「頭が良さそうに見せたい」という気持ちから、つい専門用語やカタカナ英語を多用してしまうことがあります。

でも、こういった言葉を並べると、聞き手が話についていけなくなるんです。

 
 
たとえば
「アウトソーシング」
「DX」
「フロントエンド」
といった言葉。

一部の人にはわかりやすいかもしれませんが、聞き手全員が理解できるとは限りません。


 
 
解決策
・聞き手に合わせた言葉を選ぶ。
 特に、聞き手の中で「最も詳しくなそうな人」を基準にするのがおすすめ。
・難しい言葉を使う場合は、補足説明を入れる。
 たとえば、「DX」は「デジタルトランスフォーメーションの略で、企業がデジタル技術を活用して変革を進めること」と補足するだけで、理解度が大きく変わります。
一般用語で説明できる場合は、そちらを優先。
 ちなみに、「デジタル」や「インターネット」などは説明が不要な言葉と言えます。

 
 

聞き手に寄り添うプレゼンが成功の鍵

 
プレゼンは、一方的に話す時間がどうしても長くなります
だからこそ、聞き手を置いてけぼりにしないことが重要。

以前、税理士さんが私のレッスンを受講してくださり、セミナー内容を一緒に考えたことがあります。
その際、「確定申告」という非常に基礎的な内容から説明したところ、セミナーが大変好評でした。

わかりやすく話すことで、聞き手は安心し、内容を受け入れやすくなります。

「頭が悪いと思われたくない」という気持ちを捨てて一番わからない人に合わせるプレゼンを意識しましょう。

それだけで、ぐっと伝わりやすくなります。
 

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まとめ:失敗を防ぐ3つのポイント

1. スライドに原稿を全部入れない:話す内容はスライドに全て書かない。大事なキーワードだけで十分!
2. スライドは1ページ1メッセージ:図や写真は1つだけ。複数ある場合はスライドを分割する。
3. 難しい言葉を避ける:聞き手の知識に合わせて言葉を選び、必要なら説明を加える。

この3つを意識するだけで、プレゼンの質が格段に上がります!
次のプレゼンでぜひ試してみてください。

 


 

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