原稿なしで話す!スピーチ・プレゼンのコツ3選

今回のテーマは「原稿なしで発表をする方法」。
前回は「原稿を持つ方」に向けて「自信がありそうに見える方法」をお伝えしましたが、「原稿を持たずに話したい!」というご相談もよくいただきます。
そこで今回は、原稿なしで人前トークをする3つのコツ をご紹介します!
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丸暗記は危険

「原稿を持たないなら、丸暗記すればいいのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、それはおすすめしません。
なぜなら、丸暗記すると一部を忘れた瞬間、すべてが飛んでしまう からです。
たとえばこんな事例があります。
企業の社長プレゼン。
スティーブ・ジョブズ氏のように”両手フリー”でスクリーンを使ったスタイルをするも、話し方は「暗唱」。
進行の途中で突然言葉に詰まり、無音の時間が流れ…結局、小さなメモを取り出して続きを確認。
見ている側に「忘れちゃったんだな」 と伝わってしまった。
決して珍しくない事例です。
丸暗記したスピーチは、言葉が飛ぶと立て直すのが難しくなります。
そもそも、原稿を持つのは恥ずかしいことではありません!
アナウンサーもニュースを読む時は原稿を持つかプロンプターを使っていますし、私自身も司会をする際は必ず原稿を持ちます。

ですが、原稿を持たずに話したい方のことも応援したいと思っています!
ここからは、原稿なしで人前トークをする3つのコツをご紹介します!
コツ1.一言一句作らない

原稿を作るときに、話す言葉を一言一句決めてしまうのはNG。
「です」「ます」「でした」「ました」といった文末まで書き出すと、ついそれを覚えようとしてしまいます。
結果的に、「覚えたことを話す」=「暗唱」 になってしまうのです。
原稿は 「箇条書き」 で作りましょう!
「自己紹介」ならこのような箇条書きに。
・五戸美樹
・元ニッポン放送アナウンサー
・現在フリーアナウンサー
・2児の母(2歳・0歳)
箇条書きを元に練習するのがおすすめです。
コツ2.エピソードだけ決めておく

スピーチには、具体的なエピソードがあると伝わりやすくなります。
結婚式の友人代表挨拶なら「新郎新婦との思い出」、新年の乾杯挨拶なら「去年の良かった出来事」など。
どんなエピソードを話すか事前に考えておくことが大切です。
そして、原稿を持たずに話すためには、トークのすべての流れを完璧に作るのではなく、エピソードだけ決めておくのがおすすめ。
いつ、どこで、誰と、何をしたのか、その”ポイント”だけメモしておきましょう。
例:「新婦はなこちゃんとの思い出」
・高校の同級生
・修学旅行で沖縄へ
・親のデジカメを持って行った
・落として壊してしまった
・はなこちゃんが励ましてくれた
このメモをもとに話すと、同じ内容でも毎回少しずつ違う言い方になるので、より自然なスピーチになります。

コツ3.バッファを残す

原稿を作る際に、細かい表現を決めすぎないことも重要です。
例えば、新郎新婦とのエピソードを話す時に…
「新郎新婦と食事をしました」
「新郎新婦と食事に行ったんですけれども」
「新郎新婦と食事に行ったんですね」
どの言い方でも意味は同じ。
決めすぎず、毎回アレンジするくらいのつもりで練習すると、柔軟に話せるようになります。
これが”バッファを残す”あるいは”余白を作る”というテクニック。
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まとめ
✔ 丸暗記はNG!話す内容を「箇条書き」にしておく
✔ エピソードだけ決めておけば、流れを忘れない
✔ 細かい表現は決めず、バッファ(余白)を残す
こうして準備・練習すると、原稿なしでも「飛ばず」に話せるようになります!
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